チビ猫の話 48 油断大敵
琵琶丸は、大きくなったので、段々と高い
ところに上がれるようになってきた
テーブルにもイス経由で上がれるように
なり、そこにはおいしいものがあることも
知ってしまった
きなこはテーブルに上がることはあって
も、あまり人の食べ物に興味を示さず、
盗み食いをすることはほとんど
なかった
しかし、琵琶丸は、見えないぶん嗅覚が
優れているはずなんだが、なんでも食べて
しまう
玉ねぎ入りドレッシングのかかったサラダ
を食べてしまったときは焦った
猫が食べたらヤバイものは隠しとかないと
ね
油断大敵
でも、テーブルから降りることは出来ない
琵琶丸なのであった
49へ続く~
by 白順